WEB宅建講座「こさき宅建塾」宅建過去問チェック

宅建業法 40

「広告・業務上の規制」

 

次に記述する宅地建物取引業者Aが行う業務に関する行為のうち、宅地建物取引業法の規定に違反しないものを〇、違反するものを✖として答えなさい

 

①Aは、自ら売主として、宅地の売却を行うに際し、買主が手付金100万円を用意していなかったため、後日支払うことを約して、手付金を100万円とする売買契約を締結した。

 

答え:✖ 手付の貸与は禁止行為!

 

②Aの従業者は、宅地の販売の勧誘に際し、買主に対して「この付近に鉄道の新駅ができる」と説明したが、実際には新駅設置計画は存在せず、当該従業者の思い込みであったことが判明し、契約の締結には至らなかった。

 

答え:✖ 誤解させる断定的判断を提供した時点で、実害がなくても宅建業法違反です

 

③建物の貸借の媒介において、申込者が自己都合で申し込みを撤回し賃貸借契約が成立しなかったため、Aは、既に受領していた預り金から媒介報酬に相当する金額を差し引いて、申込者に返還した。

 

答え:✖ 成功報酬です。契約が成立していないので全額返還します

 

④宅地の売買の媒介において、当該宅地の周辺環境について買主の判断に重要な影響を及ぼす事実があったため、買主を現地に案内した際に、宅地建物取引士でないAの従事者が当該事実について説明した。

 

答え:〇 宅建士の独占業務を思い出してください

 

⑤Aの従業者は、宅地の売買を勧誘する際、相手方に対して「近所に幹線道路の設置計画があるため、この土地は将来的に確実に値上がりする」と説明したが、実際には当該計画は存在せず、当該従業者の思い込みであったことが判明した。

 

答え:✖ 断定的判断は絶対NG

 

 

バンクシー展より



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