2020年度(令和2年)宅地建物取引士試験講評 「こさき宅建塾」

【全体】

出題は、権利関係14問。宅建業法20問。法令上の制限・その他11問。免除科目5問。で例年通りでした。全体的には、権利関係以外は易しかったという印象です。権利関係で、どれだけ点数を伸ばせたか。他の科目でどれだけミスをしなかったかが問われた試験だったのではないでしょうか。

合格基準点は、37±1 と予想します。

【権利関係】

1の地役権や問2の個人保証の問題などは、難しかったのでは。宅建試験は毎年、問1などに難しい問題を充ててくる傾向があります(1227日受験生の方へ、権利関係以外から解くというのも一つの方法です)。問8の再代襲も細かい知識を問われた。が、基礎的知識(過去問ズバリ)という問題も多くあり、難易度の差が激しかったように思います。

7点が合格ラインと考えます

【宅建業法】

例年よりも、易しかったと思います。個数問題も4問と少なく、過去問をしっかり押さえていれば得点はしやすかったのでは。報酬の問題は、難しいというよりも計算を解くのに疲れたかもしれません。

18点は正解可能です

【法令上の制限・その他】

土地区画整理法の正解肢は、過去問に出たことは無いのではないか?難解な問題もあった。が、宅建受験者泣かせの個数・組み合わせの出題はなく。全体的には得点しやすかった。税法や価格の評価は予想通りで、キチンと対策を取っていれば楽な問題と言えます。

8点が合格ラインと考えます

【免除科目】

50は、「建物」に関する知識問題で、面食らった受験生も多かったのでは。が、その他は基礎的な出題で得点してほしい問題です。

4点はほしいです

【受験者数について:速報値】

令和2年申込者 261.030人(内、1227日受験者 54.569人)

令和元年申込者 276.019人 

1227日に宅建試験受ける受験生の方々へ

合格するためには、過去問は大事です。が、過去問中心に偏ると、全体の流れが理解できず、試験知識の記憶の定着が悪くなる場合があります。合格をするためには、この時期だからこそ試験の全体の流れを掴むべく、宅建講座の全体を学習する意味があると、考えます。

※ 受講料:通常料金27.000円(税別)を、12.000円(税別)でご利用いただける。「合格キャンペーン」を開催中です 。

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バンクシー展より



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