【全体】
出題は、権利関係14問。宅建業法20問。法令上の制限・その他が11問。免除科目5問。計50問の4択、マークシート方式です。
10月の試験と比較して全体的な難易度は、ほぼ同レベルという印象です。
権利がやや難解な問題があった。が、その他の科目、特に法令上の制限等は易しかった。12月の試験組の発表が8月にされたことで、試験準備期間が伸びたこと。10月の試験内容を見て対策を練ることができた等を勘案すると、合格点は10月の試験より、高くなるのではないか。
合格基準点は、38±1と予想します。
【権利関係】
判決文型の出題はなく、問題文が全体的に短かった。
民法改正からの出題が多かった。
問3の親族は、面食らった受験生も多かったのではないか。
問8の祖父母の問題も、これまでにない問い方であった。
権利関係でどれだけ正解できるかが、宅建合格の焦点になってきていると思います。
●7点が合格ラインと考えます。
【宅建業法】
10月の試験より、個数問題が1問増えた。が、難しい問題も消去法で正解できた。
問32の重要事項。問35の37条書面の問題は、個数問題であった。近年の問題の出し方ではなかった。が、正解してほしい問題です。
難易度は、例年と変わらず。といった印象です。
●18点が合格ラインと考えます。
【法令上の制限・その他】
全体として「易しい」問題であった。個数・組合せ問題がなかった。
正解の肢が難しくても、消去法で正解にたどり着ける問題が見られた。
●9点はほしいです。
【免除科目】
免除は気合を入れて取組む受験生は少ない科目ではあるが、きちんと準備をしていれば、比較的取組みやすかったのではないか。
●4点は十分狙えます。
【受験者数について:速報値】
令和2年申込者 261.030人(内、12月27日受験者 54.569人)
令和元年申込者 276.019人
【2021年度宅地建物取引士試験合格を目指す皆さんへ】
近年の宅建試験は、権利関係で何点取れるか。他の科目でいかに取りこぼしをしないか。に、なってきていると思います。
宅建試験全体を見渡し、いかに効率よく学習できるかが「鍵」です。
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バンクシー展より
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