2021年度おおすめ宅建合格講座「こさき宅建塾」宅建ブログ

建築物の高さの制限に関する次の記述のうち、建築基準法の規定によれば、正しいものはどれか。

①　道路斜線制限（建築基準法第56条1項第1号の制限をいう。）は、用途地域の指定のない区域内については、適用されない。

②　隣地斜線制限（建築基準法第56条第1項第2号の制限をいう。）は、第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、田園住居地域、第一種中高層住居専用区域及び第二種中高層住居専用地域内については、適用されない。

③　北側斜線制限（建築基準法第56条第1項第3号の制限をいう。）は、第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、田園住居地域、第一種中高層住居専用地域及び第二種中高層住居専用地域内に限り適用される。

④　日影制限（建築基準法第56条の2の制限をいう。）は、商業地域内においても適用される。

解答③

①：✖　道路斜線制限は、都市計画区域・準都市計画区域のすべてにおいて適用されます

②：✖　隣地斜線制限は第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域と田園住居地域では適用されませんが、第一種中高層住居専用地域と第二種中高層住居専用地域には適用されます

③：○　北側斜線制限は第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、田園住居地域、第一種中高層住居専用地域および第二種中高層住居専用地域内に限り適用されます

④：✖　日影規制は、商業地域・工業地域・工業専用地域には、対象地区として指定することはできません

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