2021年度おおすめ宅建合格講座「こさき宅建塾」宅建ブログ

農地法に関する次の記述のうち、農地法（以下この問において「法」という。）規定によれば、正しいものはどれか。

①　市街化区域内の農地を耕作目的で取得する場合には、あらかじめ農業委員会に届け出れば、法第3条第1項の許可を受ける必要はない。

②　農業者が自己所有の市街化区域外の農地に賃貸住宅を建設するため転用する場合は、法第4条第1項の許可を受ける必要はない。

③　農業者が自己所有の市街化区域外の農地に自己の居住用の住宅を建設するため転用する場合は、法第4条第1項の許可を受ける必要はない。

④　農業者が住宅の改修に必要な資金を銀行から借りるため、市街化区域外の農地に抵当権の設定が行われ、その後、返済が滞ったため当該抵当権に基づき競売が行われ第三者が当該農地を取得する場合であっても、法第3条第1項又は法第5条第1項の許可を受ける必要がある。

解答：④

①：✖　市街化区域内の場合、第4条と第5条の許可は必要はないが、第3条の許可は必要です

②：✖　市街化区域外では許可は必要です

③：✖　同上

④：○　競売が行われた第三者が農地を取得する場合は、許可が必要です（抵当権の設定に対しては不要）

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