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WEB宅建講座「こさき宅建塾」宅建過去問チェック

民法:時効

AがBに対して有する100万円の貸金債権の消滅時効に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

 

① Aが弁済期を定めないで貸し付けた場合、Aの債権は、いつまでも時効によって消滅することはない。

 

② AB間に裁判上の和解が成立し、Bが1年後に100万円を支払うことになった場合、Aの債権の消滅時効期間は、和解成立の時から10年となる。

 

③ Cが自己所有の不動産にAの債権の担保として抵当権を設定(物上保証)している場合、Cは、Aの債権の消滅時効を援用してAに抵当権の抹消を求めることができる。

 

④ AがBの不動産に抵当権を有している場合に、Dがこの不動産に対して強制執行の手続きを行ったときには、Aがその手続きに債権の申出をしただけで、Aの債権の事項は更新する。

 

解答:③

 

①:✖ 相当の期間を経過した時から消滅時効は進行します

 

②:✖ 和解が成立した時から1年後から消滅時効は進行します

 

③:○ 物上保証人は時効によって直接利益が生じるので援用することができません

 

④:✖ 債権の届出をしただけでは時効は更新しません

 

バンクシー展より


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