お題:「宅建試験攻略につき民法の重要性について」
宅建士試験の勉強をするうえで難関なのは、「民法」といっても過言ではありません
その中身は、権利に関することや法律行為(売買、賃借契約など)、親子関係、婚姻、相続といったことです。
宅建資格の民法では、難しい言葉を使って問題が出題されます。
今までの法律に触れたことがない人には難解で敷居が高い項目になります。
民法を最初から諦めて受験する方がいます。
近年の、宅建試験自体の難化を考えるときこれは非常に危険です。し、ある意味勿体ないことでもあります。
というのは、民法とは、私たちが生活する上での基本的ルールが書かれた法律です。
民法を理解することは、試験合格に大きく近づくだけでなく、合格後の人生においても役に立ちます。
ただ、深く掘り下げて「民法」を勉強してはいけません。
宅地建物取引に深く関係のある項目に重点を置きましょう。
「民法」で満点を取る必要はありません。
権利関係の中でも、よく出る分野について押さえておきましょう。
よくでる分野といえば、
- 代理(「無権代理」「表見代理」「復代理」など)
- 抵当権(「物上代位」「法定地上権」「消滅請求」など)
- 意思表示(「詐欺・強迫」「虚偽表示」など)
- 連帯債務・保証債務・連帯保証
- 不法行為(「一般不法行為」など)
- 時効
- 物権変動
- 所有権・共有
- 契約解除
- 賃貸借契約
- 法定相続分・遺産分割
といったところでしょう。
権利関係の勉強法は、
① 基本書を読む(講座を視聴する)
② 過去問を解く(解説を読みながら)
③ 後日、自信がついたら問題を解く
これの繰り返しです。
民法で得点できるためには、「繰り返し覚えるだけの丸暗記」では太刀打ちできません。
講義を視聴し、テキストを理解することが重要です。
丸暗記ではなく理解するのは、非常に時間がかかります。が、理解できれば忘れにくくなり、本試験では絶大な力を発揮出来るようになります。
民法は範囲も広く内容も難しい科目ですが、理解できれば勉強していて楽しい科目だと思います。
ぜひポイントを押さえた勉強をして、他の受験生と差をつけてください!
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