2022年度10月16日の宅地建物取引士試験:講評

令和41016日宅建試験、お疲れ様でした。

宅地建物取引士試験講評 「こさき宅建塾」

 

「合格基準点は、35±1 と予想します。」

 

【全体】

出題は、権利関係14問。法令上の制限8問。宅建業法20問。税・その他8問。で例年通りでした。

全体的には、去年の10月の試験とよりは点数は上がると思います。

民法は、去年より若干難易度が上がり、宅建業法が例年より過去問に沿った問題が多くみられました。

その他の科目は、素直な問題が多かったように思われます。

 

【権利関係】

1の判決問題は、難解な問題文を出すことにより、受験生をたたくという、国家試験特有の方法であり、受験生は問題に取り掛かる順番を検討するのも一つの方法(例:宅建業から問題を解く等)です。

3「制限行為能力者」や問9「辞任」の問題は自信をもって解答するのは、難しかったのでは。

全体的には、問題の出し方が常識的なものも多かったように思います。

●6点が合格ラインと考えます

 

【法令上の制限】

建築基準法は未出題の出題がありました。

土地区画整理法は、正解が出しやすかった。

個数・組合せ問題はありませんでした。

●5点が合格ラインと考えます

 

【宅建業法】

レベル的には去年の10月の試験と同じくらいだと思います。

組合せ問題は、ありませんでした。

個数問題は5問でした。

●18点は正解可能です

 

【税・その他】

税法(印紙税・固定資産税)は、過去問をしっかりやっていれば正解に到達できたと思います。

地価公示法は、基礎的な問題でした。

免除科目は、消去法で解けたのでは。

ほぼ例年どおりの難易度と思われます。

●6点はほしいです

 

【来年こそ!と考えている方へ】

 

合格するためには、過去問は大事です。が、過去問中心に偏ると、全体の流れが理解できず、試験知識の記憶の定着が悪くなる場合があります。

全体の流れを掴むため、最新の法律を確認するため最新の基本書は、大切です。

過去問+最新の基本書を繰り返し読み込んでいってください。

 

 

バンクシー展より


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